近年中小企業から個人事業主の新しい資金調達方法としてインターネットを活用した補完金融が注目を集めています。
融資などの対面での面談が必須で資金調達までに時間がかかるのに比べて、オンラインでの取引は調達までのスピードが早いサービスが多いです。
その中でも最も利用者が増えているのがオンラインファクタリング。
2022年に経済産業省によって発行された中小企業白書では、オンラインファクタリングは融資などは伝統的な資金調達の補完金融として取り上げらています。
地方銀行とファクタリング会社が提携を組んで、融資実行した方にオンラインファクタリングを進めているケースも存在します。
本記事ではオンラインファクタリングサービスの中でも審査通過率に定評があるQuQumoについて解説します。
以下は大手ファクタリング会社とQuQumoの審査通過率を比較した表となります。
ファクタリングサービス | 審査通過率 |
---|---|
QuQuMo | 98% |
ビートレーディング | 98% |
アクセルファクター | 93% |
zist | 93% |
また実際にQuQumoを利用した方の口コミ・評判をご紹介するので、サービスの利用を検討しやすくなるでしょう。
QuQumoは買取比較.comと会計事務所acleanが厳選した2023年のおすすめファクタリング会社に認定されています。
- QuQuMoは審査通過率が高い
- 最低手数料が1.0%と低い
- QuQumoは2社間ファクタリングのおすすめファクタリング
- デメリットは上限手数料が高いこと
QuQumo(ククモ)の評判・口コミを紹介
QuQumoのネット上にある悪い口コミ・良い口コミををご紹介します。
実際にサービス利用された方の声が気になる方はご参考ください。
QuQumoの悪い評判・口コミ:審査が遅いこと
QuQumoの悪い評判・口コミで唯一確認できたのは、審査が遅いという点です。
以下のような口コミがありました。
1.0
審査が遅い、一週間はかかった。
質問についての返答も遅い。
なので他のファクタリング業者
複数社同時に審査すれば困らない。
QuQumoは最短30分での審査をサービスの特徴に挙げていますが、申し込み数に対してスタッフのオペレーションがおいつてない場合では、審査に時間がかかっていることが分かります。
また売掛債権やサービス利用者の経営状況次第では、連絡を返さず審査結果に落ちてしまうこともあるようです。
そのため他のファクタリング会社に断れてしまった方などは、QuQumoの利用は向いてないかもしれません。
審査の柔軟性の高い業者をお探しの方は「アクセルファクター」を検討してみるのはいいでしょう。
QuQumoの良い評判・口コミ①:急な資金繰りが必要なタイミングで当日から翌日までに入金できた
1つ目のQuQumoの良い評判・口コミは入金スピードが早いという点です。
以下のような口コミが確認できます。
5.0最初は、ネット検索で、オンラインで完結とあったQuQuMoから問い合わせました。連絡も当日中にいただき、翌日には入金していただき大変助かりました。地方でしたので、見積もりや契約手続がオンラインでコストもかからず嬉しかったです。電話やメールの対応も非常に親切かつ柔らかい対応で相談しやすかったです。併せて提出書類も少ないことも嬉しく思いました。苦しい時に助けていただいたことに感謝申し上げます。ありがとうございました。
5.0
取引先からの急な入金日や締め日の変更があり、別件の仕入れの支払いや、融資金の返済が困難になってしまい、困っていたときにネットでのサービスを見て利用しました。 必要な資金が即日で手元に入り、困難な状況を乗り越えることができ大変助かりました。 また何かあった際は利用させていただきたいです。
上記の2つの口コミでは急な資金繰りが必要がなタイミングで、申し込み当日から翌日までに資金調達できたことが分かります。
QuQumoはオンラインの対応で原則即日で入金に対応しているサービスで、入金まで2時間程度となっています。
QuQumoの良い評判・口コミ②:設立間もない企業でも利用できた
次の良い口コミは設立間もない会社でもQuQumoを利用できたという声です。
以下のような口コミが確認できます。
5.0
設立して間もないため、資金繰りに困っておりましたが必要書類も少なく担当の方にも丁寧に対応していただきとても感謝しております。
ありがとうございます。
QuQumoの良い評判・口コミ③:オンライン取引のため遠方でも利用できた
次の良い評判・口コミはファクタリング会社のない地方でも、QuQumoを利用できたいという声です。
口コミは以下になります。
4.0最初は、ネット検索で、オンラインで完結とあったQuQuMoから問い合わせました。連絡も当日中にいただき、翌日には入金していただき大変助かりました。地方でしたので、見積もりや契約手続がオンラインでコストもかからず嬉しかったです。電話やメールの対応も非常に親切かつ柔らかい対応で相談しやすかったです。併せて提出書類も少ないことも嬉しく思いました。苦しい時に助けていただいたことに感謝申し上げます。ありがとうございました。
ファクタリング会社は対面での取引が多く、オフィスに出向くもしくはスタッフが訪問するという形が基本的です。
そのため地方在住の方はファクタリングが利用しにくい状況にありました。
QuQumoでは書類提出から審査・契約までオンライン完結するので、全国どこでも利用可能となっています。
QuQumo(ククモ)のファクタリングの強み・メリット
QuQumoのファクタリングサービスの基本情報は以下になります。
サービス名 | QuQumo |
---|---|
手数料 | 1.0%〜14.8% |
入金スピード | 最短2時間 |
買取限度額 | 無制限 |
債権譲渡登記 | 無し |
償還請求権 | 無し |
申し込み | オンライン |
評価(Googlemap) | 4.2 |
ホームページ | 公式サイト |
QuQuMoの強み・メリットは以下の9つです。
- 最短1時間40分で資金調達できる
- オンライン完結ファクタリングのため手間がかからない
- 1%からの最低水準の手数料
- 2社間ファクタリングに特化
- 債権譲渡登記が不要
- 必要書類が少ない
- 数百万円〜1000万円の取引実績が多数
- 契約にクラウドサインを利用するので安心
- 個人事業主も利用可能
最短1時間40分で資金調達できる
QuQuMoでは申し込みに10分、審査時間30分、契約から入金まで1時間と最短1時間40分で資金調達可能となっています。
実際にサービス利用者の口コミを見ると、取引が他のファクタリング会社と比較してもスピーディという声を確認できます。
ファクタリングに関するノウハウを蓄積していることや、提出書類が少ないこと、オンラインですべての手続きを終えられることなどがあります。
書類に不備がある場合は審査が長引いたりするケースもあるので、申し込みをする前に確認しましょう。
オンライン完結ファクタリングのため手間がかからない
QuQuMoは対面での面談不要のファクタリングサービスで、手続きの全てをオンラインで完結できます。
従来のファクタリング会社では対面でのヒアリングを基本的に行っていましたが、QuQumoは基本的に面談不要で取引可能です。
また仮に面談が必要なケースでもzoomなどを用いたオンライン面談を行います。
そのため取引の時間やオフィスに移動するコストなどを大幅に削減可能です。
1%からの最低水準の手数料
多くのファクタリングサービスで最低手数料が2.0~10%と設定されている中、QuQuMoの手数料は1%からと下限手数料が最も安いサービスです。
サービス名称 | 買取手数料 |
---|---|
QuQumo | 1.0%〜14.8% |
アクセルファクター | 2.0%〜20% |
ペイトナーファクタリング | 一律10% |
QuQumoが手数料が安くできる理由は2つあります。
1つ目の理由はオンライン完結のファクタリングを採用しているためです。
オンライン完結ファクタリングでは対面の審査を行うための無駄な人件費を減らすことができるため、QuQumo側のコストを減らすことが可能です。
2つ目の理由は売掛先の与信審査の精度が高いためです。
QuQumoは与信調査の事業を展開しているので、他のファクタリング会社と比較して売掛先の信用情報を詳しく調べることができます。
そのため売掛先の貸し倒れりスクを細かく調査できるので手数料の細かい調整が可能となっています。
ファクタリングの手数料相場感について知りたい方は「ファクタリング手数料」の記事をご参照ください。
手数料に関する口コミ:中小企業でも手数料はリーズナブル
申込みに複雑な工程はありません。ネット完結とは言え電話くらいは来るだろうと身構えていたら、それもなし。簡単で良いです。 ただ、いくら簡単でも値段が高かったら元も子もありません。 うちは確かに中小の足場工事業者ですが、工場や大型施設なら工事費もそれなりに上ります。調達額が多かったため、手数料は無視できない要素でした。 ありがたいことに、手数料は想定以下でした。それこそ中小の足場業者でこの値段なら上々と言えます。引用:ファクタリング会社の口コミサイト
2社間ファクタリングに特化
QuQumoは2社間ファクタリングに特化したサービスのため、売掛先にファクタリングの利用が知られずに利用できます。
通常の2社間ファクタリングは3社間ファクタリングと比べ手数料が高くなるデメリットがあります。
ただしQuQumoの場合はオンライン完結ファクタリングと売掛先の与信調査の制度によって3社間ファクタリングと遜色ない低手数料を実現しています。
債権譲渡登記が不要
QuQumoの2社間ファクタリングは債権譲渡登記が不要です。
通常法人が2社間ファクタリングで取引をする場合、債権譲渡登記を行います。
債権譲渡登記を行うと債権の所有権が移った履歴が公開情報となるため、第三者からファクタリングを利用したことをチェックできるようになります。
ファクタリング会社は債権譲渡登記をすることで、売掛先が売掛債権の債務不履行になって場合に支払いを要求できる権利を持てます。
QuQumoのファクタリングでは債権譲渡登記を不要とすることで、売掛先を含む第三者からファクタリングの利用が知られない取引を実現しています。
必要書類が少ない
QuQuMoは審査の際の必要書類が、請求書と直近3ヶ月の取引との入出金履歴が分かる通帳のみとなっています。
通常ファクタリングの利用では上記の2点に加え「決算書」「取引先との基本契約書」「納税証明書」などが必要となります。
QuQumoは取引における手間を最大限減らすことで、ファクタリングの利用に対する敷居を下げています。
以下は必要書類に関する口コミです。
設立して間もないため、資金繰りに困っておりましたが必要書類も少なく担当の方にも丁寧に対応していただきとても感謝しております。
ありがとうございます。引用:グーグルマイビジネスの口コミ
数百万円〜1000万円の取引実績が多数
QuQumoは小規模事業者から中規模事業者まで利用可能です。
ファクタリングサービスを利用する企業の多くは中小企業ですが、その規模は大小さまざまです。
QuQumoでは買取限度額が無制限となっています。
実際のサービス利用者の体験談を見ると600万円〜1500万円までの取引が多く見られているので、数百万円〜1000万円台の取引をメインで行なっていることが分かります。
※QuQumoを運営しているアクティブサポート株式会社の資本金は1000万円となっているので、数千万円〜数億円の高額債権の買取は厳しいと判断して良いでしょう。
契約にクラウドサインを利用するので安心
QuQuMoの電子契約ではクラウドサインを用いて行います。
クラウドサインは弁護士ドットコム運営の電子契約サービスで、官公庁や金融機関でも利用されるほどセキュリティ能力が高いという特徴があります。
各種認証制度をクリアした万全のセキュリティでデータを守ります。日本国内2ヶ所のデータセンターで保管し、要求水準が高い金融機関や官公庁などのお客様にもご利用いただいています。
引用:クラウドサイン公式
QuQumoの契約では情報が外部に漏れることがないため、安心して利用できます。
個人事業主も利用可能
QuQuMoのサービスは、法人だけではなく個人事業主でも利用できます。
利用する条件は、売掛金を持っていることだけです。
事業の規模が問われることはありません。
個人事業主×少額でも普通に利用可能
QuQumo(ククモ)のデメリットは手数料上限が高いこと
QuQuMoのデメリットとして、手数料上限が高いことがあげられます。
サービス名称 | 上限手数料 |
QuQuMo | 14.8% |
>ビートレーディング | 12% |
ベストファクター | 9.5%/td> |
PayToday | 9.5% |
上限手数料が高い理由として、QuQuMoが2社間ファクタリングに特化していることが考えられます。
2社間ファクタリングは3社間ファクタリングに加えて、ファクタリング会社のリスクが大きくなるので、リスクに見合った手数料を設定する必要があります。
債権譲渡登記の手続きを取らないことも、QuQuMoのリスクを増大させてしまいます。
以上のことより、同業他社に比べQuQuMoの上限手数料が高くなるものと考えられます。
QuQumo(ククモ)は審査落ちしやすい?他社比較すると審査通過率が高いことが判明
QuQuMoのファクタリングの審査の難易度についてご紹介します。
一般的にファクタリングの審査通過率は70〜90%とされていますが、QuQuMoは98%と業界屈指の高さを誇っています。
QuQumoのファクタリングが審査に通りやすい理由は、独自の審査基準を持っているためです。
QuQumoはファクタリング以外に企業の余震調査のサービスを提供しているため、他のファクタリング会社よりも売掛先の信用情報を正確に測れるので審査に通過率を最大限上げられます。
QuQumoは審査時間が遅いってほんと?
QuQuMoの審査時間は最短30分となっています。
しかし利用者の一部からは審査が遅いという指摘があります。
その理由として申込が多くスタッフの対応が間に合っていない可能性があります。
QuQuMoは最低手数料1%と同業他社よりも安く設定されているため利用者数が増加しているので、連絡や審査の遅延が発生していると考えられます。
こうした状況が改善されるまでは、他のファクタリングサービスと相見積もりを取り、QuQuMoの審査が進まなかったときに備えたほうがよいでしょう。
QuQumoの申し込みから入金までの流れを解説
QuQuMoの申込は3つのステップから成り立ちます。
申し込み|アカウント作成・ログインから必要書類の登録
オンラインでサービス利用を申し込みます。申込の順番は以下のとおりです。
- メールアドレスとパスワード登録/li>
- 登録したメールアドレス宛に本登録のURLを記載したメールが届く
- 本登録URLで必要事項を入力
この段階での必要書類は運転免許証やパスポートのみです。
審査・見積もり
提出された書類にもとづき、QuQuMoで買取の審査が行われます。審査手順は以下のとおりです。
- QuQuMoのマイページにアクセス
- マイページ内の「資金調達を申請する」をクリック
- 必要書類をアップロード
- 審査
この段階で必要な書類は以下の2つです。
- 入出金明細の分かる通帳
- 請求書
入出金明細は直近3ヶ月分必要です。
保有するすべての銀行口座の明細が必要ですので、利用前に用意しましょう。
請求書については請求日や入金日が確定しているものだけ買い取ります。入金日が過ぎた請求書は買取対象外ですので要注意です。
契約から入金
見積内容に納得した場合問題がないようであれば、正式に契約します。
契約完了後に入金されます。入金までの期間は最短2時間です。
QuQumo(ククモ)と他のオンラインファクタリングサービスとの比較
QuQuMoのサービスは同業他社と比べてどのような違いがあるのでしょうか。
実績豊富なサービスのビートレーディングとペイトナーファクタリングの2社と比較します。
サービス名 | QuQuMo | ビートレーディング | ペイトナーファクタリング |
---|---|---|---|
即日入金 | 〇(最短2時間) | 〇(最短2時間) | 〇(最短10分) |
手数料 | 1.0%〜14.8% | 2.0%〜12% | 一律10% |
利用限度額 | 要問い合わせ | 無制限(3万円〜7億円) | 1万円〜100万円 |
ファクタリングの種類 | 2社間ファクタリング | 2社間ファクタリング 3社間ファクタリング |
2社間ファクタリング |
オンライン対応 | 〇 | 〇 | 〇 |
赤字決算 | 〇 | 〇 | ○ |
個人事業主の利用 | ○ | ◎ | ◎ |
運営会社 | 株式会社アクティブサポート | 株式会社ビートレーディング | ペイトナー株式会社 |
QuQumoのファクタリングは他のサービスとして比較して手数料が安いことが分かります。
ただし個人事業主の利用では手数料が高くなることを考慮すると、一律10%のペイトナーファクタリングの方がおすすめでしょう。
法人で2社間ファクタリングを利用したい場合は、QuQumoは利用すべきサービスと言えるでしょう。
QuQumo(ククモ)の運営会社
会社概要は以下のとおりです。
会社名 | 株式会社アクティブサポート |
本社所在地 | 東京都豊島区南池袋二丁目13番10号 南池袋山本ビル3階 |
電話番号・FAX | TEL: 03‐5957‐5950 FAX:03‐5957‐5951 |
上場市場 | 未上場 |
設立 | 2017年9月 |
事業内容 | ファクタリング事業 コンサルティング事業 企業の与信調査事業 |
QuQumo(ククモ)に関してよくある質問
Ququmoは土日の対応していますか?
申込は24時間365日対応しています。しかし、審査や入金は平日のみです。
金曜日の遅い時間やや土日祝に申し込むと翌営業日である月曜日以降の対応になる可能性が高いので注意しましょう。
Ququmoの利用に面談が必要でしょうか?
QuQuMoはオンライン完結のファクタリングサービスですので、面談は不要です。
ただし審査の際にヒアリングが必要なケースでは、zoomや電話を用いてオンラインミーティングを行います。
QuQumoの評判記事の監修者
FCマーケティング株式会社代表取締役。
経営者様の資金繰りの課題を解決する相談窓口「ランクファクター」のコンサルタント。
ファクタリングを中心に融資コンサルティング・補助金の申請代行など幅広いソリューションを提供。
サービス運営のミッション:ヤミ金のような悪徳なファクタリング会社による被害を減らすることで業界を健全化し、ファクタリングによる資金調達の認知を広げる。
公式HPでは買取額が1000万前後の事例ばかり紹介されてますが、少額でも一応対応してくれます。契約に際して面談がないのも本当です。
引用:ファクタリング会社の口コミサイト