「価値のある年号の5円玉はどれ?」「持っている5円玉が高価買取されないか調べてみたい!」
5円玉は過去に何度かデザインが変わっており、古いものに高い価値が付く傾向があります。
現行の5円玉でも高価買取の可能性があるので、ぜひチェックしてみてください。
今回は5円玉で価値が付くものの特徴や、プレミア価値のある5円玉の買取相場一覧を紹介します。
この記事を読めば、お持ちの5円玉に価値があるか分かります。
- 旧デザインの5円玉やエラー硬貨は高価買取される傾向あり
- 5円玉で一番高いのは昭和5年(1930年)発行の新5円金貨で、買取相場は未使用なら4,000,000~6,000,000円
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また5円玉以外で古銭をお持ちの方は、以下の記事を参考に買取されてみてください。
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5円玉で価値が付くものの特徴
5円玉で価値が付くものの特徴は下記の3つです。
- 現在使われている5円玉で価値のある年号
- 昔の5円玉で現在発行されていないもの
- エラー硬貨
それぞれの特徴について解説します。
現在使われている5円玉で価値のある年号
現在使われている5円玉の中にも、一部価値のある年号のものがあります。
特に平成22年~24年のものは発行枚数が少なく、非常に高い価値が付く可能性もあるでしょう。
またキャッシュレス化により最近は発行枚数が減ってきているため、今後は令和の5円玉にも希少価値が付くかもしれません。
昔の5円玉で現在発行されていないもの
昔の5円玉で現在発行されていないデザインのものは、コレクターから人気があり価値が高いです。
5円玉は1948年に初めて発行されて以降2度デザインが変わっているので、もう再発行されない古いものは現存枚数が少なくなっていきます。
現在の5円玉は文字がゴシック体のものなので、そうでないものを見かけたら高い価値が付く可能性があるでしょう。
エラー硬貨
「エラー硬貨」と呼ばれる、刻印・穴などが通常と異なっている5円玉も高い価値が付く傾向があります。
硬貨は流通する前に厳しく検品されるため、本来であればエラー硬貨が世に出回ることはありません。
そのためコレクターから高い人気を得ており、高価買取される可能性が高いでしょう。
なお5円玉で特に希少価値が高いのは、本来真ん中にあるはずの穴がない「穴なし」のものです。
他にも下記のようなエラー硬貨の5円玉があります。
エラー硬貨の5円玉の種類
- 穴ズレ(穴がズレて空いている)
- 刻印のズレ・抜け
- 影打ち(裏表が同じデザイン)
「エラー硬貨」はほとんどに額面以上の価値がつくので、持っていないかぜひチェックしてみてください。
プレミア価値のある5円玉の買取相場一覧
プレミア価値のある5円玉の買取相場を一覧で紹介します。
5円玉の種類 | 買取相場(未使用の場合) |
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五円黄銅貨(穴なし) | 120~800円 |
五円黄銅貨(楷書体) | 200~12,000円 |
旧五円玉 | 90,000~1,500,000円 |
新五円玉 | 50,000~200,000円 |
アルミフデ5 | 1,000,000円前後 |
それぞれ、詳しい年号ごとの買取相場を見ていきましょう。
五円黄銅貨(穴なし)
引用元:Wikipedia
五円黄銅貨(穴なし)の買取相場は、120円~800円ほどです。
昭和23年~24年の2年間しか発行されていませんが、流通枚数が多かったためそこまで高い価値はついていません。
昭和23年の未使用品であれば800円で買い取られるケースもあるでしょう。
五円黄銅貨(楷書体)
引用元:Wikipedia
五円黄銅貨(楷書体)の買取相場は、200円~12,000円ほどです。
現在発行されている5円玉と非常によく似ていますが、文字がゴシック体ではなく楷書体で書かれています。
昭和24年~33年のうち7年間で発行されましたが、特に昭和27年のものは発行枚数が極端に少ないため、10,000円を超える高価買取にも期待できるでしょう。
五円黄銅貨(楷書体)の、年号ごとの買取相場は下記のとおりです。
五円黄銅貨(楷書体)の年号 | 買取相場(未使用の場合) |
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昭和24年(1949年) | 500~1,200円 |
昭和25年(1950年) | 400~1,000円 |
昭和26年(1951年) | 400~1,000円 |
昭和27年(1952年) | 5,000~12,000円 |
昭和28年(1953年) | 500~1,500円 |
昭和32年(1957年) | 2,000~4,000円 |
昭和33年(1958年) | 200~800円 |
旧五円玉
引用元:Wikipedia
旧5円玉(旧5円金貨)の買取相場は、90,000円~1,500,000円ほどです。
日本で初めて発行された穴なし・金素材の5円玉で、発行枚数の少なさも相まって高い価値が付いています。
なお明治5年以降に発行された旧5円玉は、直径が縮小されているという特徴があります(23.84mm→21.82㎜)。
直径が縮小してから数年間は生産枚数が多かったため、価値はそこまで高くありません。
しかし明治10年以降のものは500,000円を超える可能性があるので、ぜひお持ちのものの年号をチェックしてみてください。
旧5円玉の年号ごとの買取相場は下記のとおりです。
旧5円玉の年号 | 買取相場(未使用の場合) |
---|---|
明治3年(1870年) | 150,000~250,000円 |
明治4年(1871年) | 120,000~240,000円 |
明瞭ウロコ(明治3~4年のうち、図柄が鮮明なもの) | 200,000~280,000円 |
明治5年(1872年) | 90,000~150,000円 |
明治6年(1873年) | 90,000~150,000円 |
明治7年(1874年) | 180,000~230,000円 |
明治8年前期(1875年) | 300,000~400,000円 |
明治8年後期(1875年) | 180,000~260,000円 |
明治9年(1876年) | 300,000~450,000円 |
明治10年(1877年) | 400,000~700,000円 |
明治11年(1878年) | 550,000~750,000円 |
明治13年(1880年) | 550,000~750,000円 |
明治14年(1881年) | 600,000~900,000円 |
明治15年(1882年) | 600,000~900,000円 |
明治16年(1883年) | 800,000~1,000,000円 |
明治17年(1884年) | 600,000~900,000円 |
明治18年(1885年) | 600,000~900,000円 |
明治19年(1886年) | 600,000~900,000円 |
明治20年(1887年) | 600,000~900,000円 |
明治21年(1888年) | 600,000~900,000円 |
明治22年(1889年) | 600,000~900,000円 |
明治23年(1890年) | 600,000~900,000円 |
明治24年(1891年) | 600,000~900,000円 |
明治25年(1892年) | 600,000~900,000円 |
明治26年(1893年) | 1,000,000~1,250,000円 |
明治27年(1894年) | 600,000~900,000円 |
明治28年(1895年) | 600,000~900,000円 |
明治29年(1896年) | 1,000,000~1,250,000円 |
明治30年(1897年) | 1,000,000~1,500,000円 |
新五円玉
引用元:Wikipedia
新5円玉(新5円金貨)の買取相場は、50,000円~200,000円ほどです。
明治30年から昭和5年の33年間のうち、8年間のみ生産されました。
旧5円玉と比較し金の使用量が少ないため、平均的な相場は低めとなっています。
しかし昭和5年のものは極端に生産枚数が少ないため、4,000,000円~6,000,000円ほどで取引される可能性もあるでしょう。
新5円玉の年号ごとの買取相場は下記のとおりです。
新5円玉の年号 | 買取相場(未使用の場合) |
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明治30年(1897年) | 50,000~70,000円 |
明治31年(1898年) | 50,000~80,000円 |
明治36年(1903年) | 120,000~200,000円 |
明治44年(1911年) | 80,000~130,000円 |
明治45年(1912年) | 50,000~80,000円 |
大正2年(1913年) | 120,000~150,000円 |
大正13年(1924年) | 120,000~150,000円 |
昭和5年(1930年) | 4,000,000~6,000,000円 |
アルミフデ5
アルミフデ5の買取相場は1,000,000円前後です。
昭和26年に試鋳貨幣(見本)として作られ、現在は世界に数枚しか残っていないといわれるため非常に高い価値が付いています。
またデザインは現在発行されているものと変わりませんが、黄銅ではなくアルミニウムで作られている点が異なります。
滅多にお目にかかるものではありませんが、万が一それらしきものを持っていたらぜひ本物かどうか鑑定してもらいましょう。
価値のある5円玉を売るときの注意点
価値のある年号の5円玉を売るときには、損をしないために下記2つの注意点を押さえておきましょう。
- 買取専門業者を利用する
- 自分で磨いたり・不要に触ったりしない
それぞれの注意点について詳しく解説します。
買取専門業者を利用する
価値のある年号の5円玉の高価買取を狙うなら、買取専門業者を利用しましょう。
買取専門業者で高価買取が期待できる理由は、主に下記の2つです。
買取専門業者で高価買取が期待できる理由
- 価値ある硬貨に特化した販売ルートを持っている
- 専門の査定士が5円玉の価値をしっかり見抜いてくれる
買取専門業者は価値のある硬貨をコレクターに流通させるための販売ルートを持っているため、一般の買取業者よりも高く売れる可能性が高いです。
また各種5円玉の価値を理解した専門の査定士が、しっかりと価値を見抜いて適正な相場を提示してくれます。
そのため価値のある年号の5円玉を売るなら、買取専門業者に売るのがポイントです。
自分で磨いたり・不用に触ったりしない
価値のある年号の5円玉は、自分で磨いたり不用に触ったりするのを控えましょう。
特に磨くと表面を削ってしまい、5円玉の価値を下げてしまう可能性があります。
触っただけでも余計な手垢がつき汚れてしまうかもしれないので、極力避けるのがおすすめです。
かえって価値を下げないために、5円玉はお手入れなどをせずそのままの状態で買取してもらいましょう。
よくある質問
5円玉の価値に関するよくある質問と、その回答をまとめました。
- 5円玉で一番高いのはどんなもの?
- 令和の5円玉でも高く売れるものはある?
多くの人が疑問に思っているポイントなため、ぜひチェックしてみてください。
5円玉で一番高いのはどんなもの?
5円玉で一番高いのは、昭和5年(1930年)発行の新5円金貨です。
生産枚数が極端に少なく、未使用なら4,000,000円~6,000,000円ほどの買取相場となっています。
使用感があっても1,000,000円以上での買取に期待できるため、もしお持ちの場合は一度鑑定・査定してもらいましょう。
令和の5円玉でも高く売れるものはある?
令和の5円玉でも、エラー硬貨・完全未使用のロールなら高価買取される可能性があるでしょう。
実際にヤフオクでは未使用のロール(5円玉×50枚=額面250円)が3,000円以上で入札されていました。
他にも平成~令和までの5円玉を年号続きで揃えているものなども、コレクターに好まれるため高価買取が狙えるでしょう。
まとめ
5円玉の中でも現在発行されていない昔のデザインのものや、エラー硬貨には特に高い価値が付く傾向があります。
記事内で紹介したようにプレミア価値が付くものも少なくないので、お持ちのものをぜひチェックしてみてください。
また、価値のある5円玉を売るときは磨いたり触ったりせず、買取専門業者に売るのがおすすめです。
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