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必要書類が少ないファクタリング会社6個厳選!請求書のみで利用できる?

ファクタリングサービスによって審査時に必要な書類は異なります。

通常のファクタリング会社の必要書類の数 必要書類が少ないファクタリング会社の書類の数
6点 2〜3点

書類によっては揃えるのに時間がかかるケースも存在するので、ファクタリングを即日で利用したい方は必要書類の少ないファクタリング会社を利用することが大切です。

本記事では個人事業主と法人のそれぞれに合わせた必要書類の少ないファクタリング会社をご紹介します。

ファクタリングサービス 必要書類の数 利用対象 審査の緩さ
ペイトナーファクタリング 3点 個人事業主
ビートレーディング 2点 個人事業主、法人
QuQumo 2点 個人事業主、法人
ベストファクター 3点 個人事業主、法人
ラボル 3点 個人事業主、法人
フリーナンス 3点 個人事業主

また原則ファクタリング会社で提出が求められる書類について詳しく解説します。

  • ファクタリングは請求書のみでは利用できない
  • ファクタリングを利用する際の必要書類は原則4つ「請求書や注文書などの成因書」「通帳のコピー」「身分証明書」「取引先との基本契約書」
  • 必要書類が少ないファクタリングサービスはフリーランス・個人事業主なら「ペイトナーファクタリング」、法人なら「ビートレーディング」

ファクタリングは請求書のみでは利用できない

ファクタリングが請求書のみで利用できない理由

ファクタリングは請求書のみでは利用できません。

請求書のみでのファクタリングがNGである理由として以下の3点があげられます。

  • ファクタリングの審査の比重は売掛先の信用力に9割以上置かれていますが、売掛先が分かる請求書のみでは売掛先の与信調査が難しい
  • サービス利用者の実態を調査をしなければ偽造された請求書である可能性も否定できず、請求書などの成因資料だけでは審査するのは難しい
  • 必要書類が請求書のみの場合、売掛債権の二重譲渡の可能性もあるのでファクタリング会社にとって売掛金未回収リスクがある

上記の理由により請求書のみでファクタリングを行う業者は存在しておらず、仮に請求書だけ取引ができる業者は悪質詐欺業者の可能性が高いです。

ファクタリングは必要書類が多いほど、サービス利用者と売掛先の信用力を適切に審査できる仕組みとなっています。

請求書なしのファクタリングは利用できない

請求書無しでのファクタリングは利用できません。

ファクタリングでは請求書などの成因資料が、審査において最も重要な書類になります。

売掛先の実態や請求額に基づいて、債権を現金化するためです。

すでに取引先と関係があり請求書なしで取引をしている方は、毎月請求書を発行してもらうことが大切です。

ファクタリングで請求書を偽造する詐欺罪になる可能性がある

偽造した請求書をファクタリングに利用した場合、詐欺罪に問われる可能性があります。

詐欺罪とは人や企業を欺いて財産の引き渡しをさせて利益を立てる行為を指し、偽造の請求書をファクタリング会社に買い取ってもらう行為は詐欺罪に該当しとます。

実際に架空債権をファクタリング会社に売却したことによって、逮捕されたケースも多数有ります。

請求書を偽造してファクタリングを利用することは、犯罪に当たるのでやめましょう。

    必要書類が少ないファクタリング会社6選

    必要書類が少ないファクタリング会社6選をご紹介します。

    ※審査難易度は公式サイトの審査通過率とサービス利用者の口コミを加味して、判定しています。

    必要書類が少ない会社は決算書や取引の証明となる書類を提示せずとも売掛金の現金化を行っているため、審査が甘いファクタリングを提供している傾向があります。

    それでは、各ファクタリング会社の必要書類や特徴について確認していきましょう!

    ペイトナーファクタリング

    ペイトナーファクタリング

    必要書類 請求書
    本人確認書類
    口座の入出金明細
    審査通過率
    手数料 一律10%(初回クーポンコード利用で8%) 契約方式 2社間ファクタリング
    入金スピード 最短10分 取引実績 累計申し込み数55000件
    オンライン対応 ◯(web完結) 対応エリア 全国
    取引限度額 初回取引:1万円〜25万円
    2回目以降:100万円まで(与信によって変動)
    会社ホームページ https://paytner.co.jp/

    ペイトナーファクタリングは「請求書」「本人確認書類」「口座の入出金明細」の3つの必要書類で利用できる個人事業主・フリーランス向けファクタリングサービスです。

    AIを用いた審査を行う特徴があり、3点の書類をウェブ上にアップロードすると最短10分で審査結果が分かります。

    ペイトナーファクタリングが請求書だけで売掛先の信用力を審査できる理由は、創業から蓄積したデータと請求書に記載している情報によってAIが正確な判断を下せるためです。

    個人向けの請求書買取のなかで、最も必要書類が少ないサービスとなっています。

    フリーランス・個人事業主に特化したサービスのため1万円〜25万円の小額債権の取引に対応しています。

    2019年に創業のサービスですが三菱ファイナンシャルグループや第一生命などの大手金融機関と提携しており、累計申込数も5万5000件を突破しています。

    >>>ペイトナーファクタリングの最短10分の無料審査はこちら

    ※2回目以降の利用では請求書のみ提出で利用可能です

    ペイトナーファクタリングの評判・口コミは悪い?サービスのメリット・デメリットなどを利用者の声を元に解説します!

    ビートレーディング

    ビートレーディング_必要書類少ない

    必要書類 請求書などの売掛債権に関する資料
    売掛先からの入金が確認できる2ヶ月分の通帳
    審査通過率
    手数料 2%〜12% 契約方式 2社間ファクタリング
    3社間ファクタリング
    入金スピード 最短2時間 取引実績 取引件数58000件
    オンライン対応 対応エリア 全国
    限度額 下限・上限なし 詳細 公式サイト

    ビートレーディングは必要書類が「請求書」「売掛先からの入金がわかる2ヶ月分の通帳」の2点のみです。

    2012年に創業したファクタリングのパイオニア的な企業で、2024年3月時点まで58,000社に利用されています。

    「審査が柔軟」「手数料が安い」「取引額の幅が広い」の三拍子揃った大手ファクタリングサービスです。

    手数料は2%〜12%と下限・上限ともに業界最安水準に設定されています。

    取引額に下限・上限がないため、どんな事業主でも利用しやすいサービスとなっています。

    >>>ビートレーディングの無料審査はこちらから

    ビートレーディングの評判口コミを辛口調査!審査落ちはしやすい?

    QuQumo

    ququmo_必要書類少ない

    必要書類 請求書、通帳 審査通過率 98%
    手数料 1.0%〜14.8% 契約方式 2社間ファクタリング
    入金スピード 最短2時間 取引実績 非公表
    オンライン対応 対応エリア 全国
    限度額 下限・上限なし 詳細 公式サイト

    QuQumoは手間なくファクタリングを利用したい方に最適なサービスです。

    サービス利用時の必要書類は「請求書」「通帳」の2点のみです。

    また2社間ファクタリングに特化したサービスですが、債権譲渡登記が不要なため必要書類さえ提出されば審査・契約を行えます。

    債権譲渡登記とは、第三者に債権の所有権が移ったことを公開情報とするための登記。法務局もしくはオンラインでの手続きが必要となります。
    専用のフォームにて必要書類を提出すれば、面談やヒアリングから契約まで完全オンラインで取引可能です。
    今すぐにオンラインでファクタリングを利用したい方には、QuQumoがおすすめです。
    サービスの詳細を知りたい方は、QuQumoの評判・口コミをご参照ください。

    ベストファクター

    ベストファクター

    必要書類 身分証明書
    請求書
    入出金が分かる通帳
    審査通過率 92.2%
    手数料 2%〜 契約方式 2社間ファクタリング
    3社間ファクタリング
    入金スピード 最短即日 取引実績
    オンライン対応 対応エリア 全国
    限度額 30万円〜1億円 会社ホームページ https://bestfactor.jp/

    ベストファクターは即日振り込み専門のファクタリングサービスのため、取引をスピーディーに行うために必要書類は「身分証明書」「請求書」「入出金がわかる通帳」のみとなっています。

    2020年に日本トレンドリサーチによって実施された調査では、「経営者に紹介したいファクタリング会社」「ファクタリング会社の支持率」でNo.1に輝いています。

    毎月の即日振り込み率を公表しており、2023年2月は60.7%と利用者の過半数が即日入金を達成しています。

    建設業や物流業の利用者が多数存在しており、支払サイトが遅く資金繰りが課題となる業種でも利用しやすいサービスです。

    スムーズで明確な手続きが高く評価されており、時間や手間を極力省いて取引できるサポート体制を常時整えています。

    >>>ベストファクターの申し込みはこちらから

    ベストファクターの評判口コミを徹底調査!利用者の声から審査通過率や手数料を解説

    ラボル

    ラボル必要書類

    必要書類 請求書、エビデンス資料(取引先とのメールやチャット)、本人確認書類 審査通過率
    手数料 一律10% 契約方式 2社間ファクタリング
    入金スピード 最短60分 取引実績
    オンライン対応 ◯(web完結) 対応エリア 全国
    取引限度額 1万円〜 会社ホームページ https://labol.co.jp/corp/

    ラボルの必要書類は「請求書」「本人確認書類」「取引先とのやりとりが分かるエビデンス資料」の3つになります。

    取引先とのやり取りがわかるエビデンス資料は「取引先とのチャット・メール内容」なので、手続きは簡単になります。

    一般的に取引先がわかるエビデンス資料は基本契約書であることが多いので、手続きが簡易で済みます。

    取引実績は不明ですが東証プライム上場企業の株式会社セレスの子会社が運営しているので、安心・安全のファクタリングサービスと言えます。

    ラボルの最大の特徴は土日祝日でも利用できる点です。

    365日24時間いつでも即時現金化できるファクタリングサービスはラボルのみとなっています。

    >>>ラボルの365日24時間の審査を受けたい方はこちら

    フリーナンス

    フリーナンス必要書類少ない

    必要書類 請求書、本人確認書類。取引先のエビデンス資料 審査通過率
    手数料 3%〜10% 契約方式 2社間ファクタリング
    入金スピード 最短30分 取引実績 申し込み額100億円
    オンライン対応 ◯(web完結) 対応エリア 全国
    限度額 〜1000万円 会社ホームページ https://www.gmo-cn.jp/

    フリーナンス即日払いの必要書類は「請求書」「本人確認書類」「取引先のエビデンス資料」の3つになります。

    フリーナンス即日払いの手数料は3%〜10%と個人事業主やフリーランス向けサービスの中では、最安水準の手数料です。

    サービスの利用回数によって与信スコアアップし、手数料が下がる仕組みとなっています。

    ウェブ完結ファクタリングの中でも利用限度額が1000万円と高い特徴があります。

    フリーナンスはGMOグループが運営しているサービスで、ファクタリングの他に保険商品の提供を行なっています。

    仕事の事故に対して5000万円までの補償がでる損害保険「あんしん補償basic」を無料で提供しています。

    サービスのデメリットしてはフリーナンス口座と言った無料口座を開設しなければ、サービスを利用できない点です。

    ただしフリーナンス即日払いの初回利用の際に行う会員登録を行うと、フリーナンス口座は無料で開設される手続きに手間がかからない仕様となっています。

    ファクタリングの必要書類

    ファクタリング必要書類

    ファクタリングにおける必要書類は、利用者の与信や事業実態、売掛先の信用調査のために提出が求められます。

    ファクタリングの必要書類は審査と契約時によって異なります。

    ここでは審査時と契約時に分けて、必要な書類を解説します。

    ファクタリングの審査に必要な書類

    ファクタリングの初回取引では、審査時に必要な書類は以下になります。

    • 成因資料(請求書、注文書、納品書など)
    • 通帳のコピー
    • 身分証明書
    • 取引先との基本契約書
    • 納税証明書や納付済証
    • 直近の決算資料(法人の場合)、直近の確定申告書(個人事業主・フリーランスの場合)
    • 商業登記簿謄本
    • 取引先との取引関係が証明できるメールやビジネスSNSでのやり取りの画像

    特に審査に重要な書類は「成因資料」「通帳のコピー」「身分証明書」となります。

    審査時の必要書類が少ないファクタリング会社でも、上記の書類の提出は必ず求められます。

    請求書などの成因資料は売掛先の与信調査や、債権額を判定するために用いれらます。

    通帳のコピーは利用者の事業実態や、売掛先との取引回数を確認するための資料です。

    身分証明書は第三者のなりすましや、反社会勢力の人ではないかを判断するために利用されます。

    その他の書類は利用者の与信をさらに調査するときに、ファクタリング会社が追加で提出を求めてくるケースが多いです。

    ファクタリングの契約に必要な書類

    • 印鑑証明書

    印鑑証明書は、契約時に利用する印鑑が本物かを公的に示すための資料になります。

    紙を用いた契約書に印鑑を押印する際に、証明として利用されます。

    ただしオンライン契約に対応している会社の場合は、クラウドサインやGMOサインのような電子契約を用いるため印鑑証明書は不要となります。

    ファクタリングの初回取引では必要書類が多くなり即日入金が難しい

    ファクタリングの初回取引では必要書類が多くなり即日入金が難しい

    ファクタリングの初回取引では必要書類の数が多くなる傾向があるので、即日入金が難しい傾向があります。

    ファクタリング会社も初回取引では利用者・売掛先の与信を慎重に審査するので、書類数が増えやすいです。

    そのため初回取引の際は審査を円滑に進めるために、ファクタリング会社のホームページに載せている最低限の書類だけじゃなく前述した書類は全て揃えておくと良いでしょう。

    よくある質問|個人事業主で通帳なしで利用できるファクタリング会社はある?

    個人事業主で通帳なしで利用できるファクタリング会社はペイトナーファクタリングです。

    ペイトナーファクタリングでは、請求書と身分証明書があれば審査を受けれます。

    ただし追加の提出書類で通帳のコピーもしくは事業主の実態が分かるホームページの画像などがあり、「請求書」「身分証明書」だけで審査するよりも与信が担保されるため審査通過率が高くなる特徴があります。

    請求書のファクタリングで審査甘いサービスはどこ?

    請求書のファクタリングで審査甘いサービスは、ビートレーディングです。

    ビートレーディングの審査通過率は98%有り、ファクタリング会社の中で最も高くなっています。

    さらに審査時の提出書類も少なめで、「請求書」「通帳のコピー」の2点のみです。

    個人事業主も利用可能なので、すぐにファクタリングで資金調達したい方にはおすすめのサービスです。

    ファクタリング必要書類の記事の監修者

    本記事の監修者監修者:辻 哲弥
    デロイトトーマツ、慶應義塾大学法科学院出身。

    ACLEAN会計事務所の代表公認会計士・税理士。(公認会計士登録番号:42636税理士登録番号:149486)再生可能エネルギー電力会社にてCFOも兼任。
    最年少の23歳にて会計事務所を開業。デロイト在籍時には官公庁、IT産業、建設業、製造業などの幅広い業態の監査に従事。現在は創業支援に特化した会計事務所として会計・税務や財務コンサルティングをメインに事業を展開。年収チャンネルでも出演履歴あり。
    監修者_ランクファクター監修者:前川大輔
    FCマーケティング株式会社代表取締役。
    経営者様の資金繰りの課題を解決する相談窓口「ランクファクター」のコンサルタント。
    ファクタリングを中心に融資コンサルティング・補助金の申請代行など幅広いソリューションを提供。
    サービス運営のミッション:ヤミ金のような悪徳なファクタリング会社による被害を減らすることで業界を健全化し、ファクタリングによる資金調達の認知を広げる。