千葉でおすすめの事故物件買取業者9選！買取相場や買取の流れも解説

千葉県で事故物件の買取業者をお探しではありませんか？

事故物件は通常の不動産と比べて売却が難しく、業者選びに難航する方も少なくないでしょう。

本記事では、千葉県でおすすめの事故物件買取業者9選を紹介します。

業者選びのポイントや買取価格の相場、一般的な買取の流れも解説するので、あわせて参考にしてください。

本記事を読めば、あなたにぴったりな事故物件の買取業者が見つかるでしょう。

千葉の事故物件おすすめ買取業者一覧

千葉県でおすすめの事故物件買取業者は以下の9社です。

業者ごとに展開エリアや強みが異なるため、より自身の条件にあった買取業者を選ぶようにしましょう。

訳あり不動産相談所

「訳あり不動産相談所」は、株式会社NKTが運営する事故物件・訳あり物件専門の買取業者です。

訳あり物件とは、心理的な瑕疵を持つ事故物件とは別に、物理的・環境的・法律的な瑕疵を抱えた住宅を指します。

具体的な瑕疵の例としては、以下が挙げられます。

査定依頼はメールのみとなっており、ホームページ上のメールフォームから依頼する必要があります。

訳あり不動産相談所のお問い合わせフォームはこちら

依頼から約1週間で受理され、以降は電話でのやり取りとなる点が特徴です。

成仏不動産

マークスライフ株式会社が運営するポータルサイト「成仏不動産」では、事故物件専門の買取サービス「成仏不動産の正しい買取」を提供しています。

6,200件以上の相談実績数を誇り、TV・雑誌・新聞など多数のメディアにも取り上げられていることから、名前に見覚えのある方も多いでしょう。

事故物件の売却には特殊清掃・遺品整理・相続手続きなど、様々な問題がつきものですが、「成仏不動産の正しい買取」であればワンストップで依頼可能です。

また「持ち出し0円プラン」を利用すれば、不動産売却代金を諸費用の支払いに充当できるため、追加の支払いが発生しない点も魅力的と言えるでしょう。

手間をかけずに事故物件の売却をしたい方におすすめの買取業者です。

アウトレット不動産

「アウトレット不動産」は東京・神奈川・千葉・埼玉の首都圏に対応した事故物件・訳あり物件買取業者です。

一般的な不動産売却では値が付きにくい、築30年以上の事故物件も800万円以上の価格で買い取った実績を有しています。

アウトレット不動産代表の昆佑賢氏は「建築医学」への造詣が深く、「病は家から」の思想のもと、売主の心情に寄り添ったアフターフォローを行っている点も特徴です。

地域密着型の買取業者をお探しの方におすすめと言えるでしょう。

訳あり物件買取プロ

「訳あり物件買取プロ」は、不動産会社・株式会社AlbaLinkが運営する、訳あり物件・事故物件専門の買取サービスです。

年間760件以上の買取実績を持ち、メディア出演経験も豊富な大手買取業者の一つと言えます。

事故物件の場合、遺体が運び出されて以降部屋がそのままになっているケースも少なくないでしょう。

「訳あり物件買取プロ」では特殊清掃事業も手がけているため、手つかずの状態でも買取相談が可能な点がメリットと言えます。

ワケガイ

「ワケガイ」は、不動産ベンチャー企業・株式会社ネクスウィルが運営する、事故物件含む訳あり物件専門の買取サービスです。

買取価格・スタッフ対応いずれも満足度No.1(※1)の信頼感ある実績と、最短1日で現金化可能なスピーディーな買取システムが強みです。

また、清掃費用などの諸費用を売却金額で賄う「手出し0円プラン」や、弁護士・司法書士による無料相談など各種サポートも充実しています。

売却に時間をかけられない方に特におすすめの買取業者と言えるでしょう。

※1：https://wakegai.jp/about/

ラクウル

「ラクウル」は、不動産会社・株式会社ネクサスプロパティマネジメントが運営する、訳あり物件・事故物件専門買取サービスです。

千葉県内の買取実績としては、他社査定0円の事故物件を100万円で買い取った事例が紹介されています。

引用元：ラクウル-買取事例

運営元である株式会社ネクサスプロパティマネジメントは、不動産売買の他にもリフォーム業や金融コンサルティングも手掛けている点が特徴です。

そのため、各事業で培ったノウハウと幅広いコネクションを活かした高価買取が期待できると言えるでしょう。

また、ホームページ内には物件情報の入力だけで大まかな買取価格がわかる無料査定フォームもあります。

まずは査定額だけ確認したい場合にもおすすめの買取業者です。

事故・訳あり物件買取センター

株式会社雅家が運営する「事故・訳あり物件買取センター」は、事故物件・訳あり物件専門の買取業者です。

4,000件以上の買取実績を有し、前居住者が自殺した物件でも1,650万円で買い取った事例があります。

運営元の株式会社雅家は、買取物件のリフォーム・リノベーションを自社で施工している点が特徴です。

そのため、別途リフォーム業者に施工を委託する他の買取業者よりも高値で売却できる可能性があるのがメリットと言えます。

また、不動産業歴20年以上の経験豊富なスタッフが複数在籍しており、売買取引完了後の相談にも対応可能です。

充実したアフターフォローを求める方には特におすすめの買取業者と言えるでしょう。

株式会社ステイブル

千葉県の不動産会社・株式会社ステイブルでは、千葉・埼玉・茨城の3県を対象に事故物件の買取を行っています。

仲介による不動産売買のほか、築古の家を新築のようにリフォーム・リノベーションして再販する「中古住宅再生事業」も手がけている点が特徴です。

家の再活用に強みがあるため、他社で断られた事故物件でも買い取ってもらえる可能性があります。

東武野田線・高柳駅から徒歩5分とアクセスも良好なため、千葉県にお住まいの方なら一度相談してみてもよいでしょう。

ハッピープランニング

ハッピープランニング株式会社が運営する「お困り不動産解決本舗」では、事故物件・訳あり物件を専門に買い取っています。

もともと東京・神奈川・千葉・埼玉の首都圏をメインに展開していましたが、現在はその他の地域でも相談可能です。

千葉県内の買取実績としては、以下の事例が紹介されています。

また、代表を務める大熊昭氏は、事故物件販売の第一人者として幅広いメディアに出演しているため、見覚えのある方もいるのではないでしょうか。

事故物件の売却にあたって、専門業者ならではの安心感を求める方におすすめの買取業者と言えます。

事故物件の買取業者を選ぶ3つのポイント

千葉県で事故物件の買取業者を選ぶポイントは以下の3つです。

事故物件の売却にあたっては、信頼できる業者選びが重要です。

上記の3点を押さえておくことで、より自分に合った買取業者を見つけられるでしょう。

事故物件の買取実績が豊富な業者を選ぶ

事故物件は通常の不動産売却と異なり、特殊なノウハウが求められます。

したがって、事故物件に特化した買取実績が豊富な業者を選ぶことが重要です。

買取業者の中には、一般の不動産も対象にしているところと、事故物件や訳あり物件専門のところがあります。

よりきめ細やかなサポートやアフターフォローが欲しい場合、事故物件専門の買取業者を選ぶのがよいでしょう。

事故物件専門の買取業者は、訳あり不動産相談所、成仏不動産、訳あり物件買取プロなどです。

また、業者の実績を確認する際は買取件数などの数字を見るのが一般的ですが、注意点があります。

買取業者の中には、過去の記録を更新していなかったり、実態の見えない数字を掲載していたりするケースも少なくありません。

したがって、ぱっと見で目を引く数字だけでなく、実際の買取事例が地域ごとに紹介されているかなど、実績の具体性に注目することが大切です。

口コミや実績をチェックする

インターネット上の口コミは、事故物件の買取業者選びにおいて非常に役立つ検討材料の一つと言えます。

買取業者のホームページに掲載されている口コミは、その業者の強み・実績・メリットを調べる上で有用です。

しかし、業者に対して好意的な意見の方が掲載される傾向にあるため、やや公平性に欠ける点がデメリットでしょう。

一方、SNSや口コミサイトでのレビューは利用者の生の声が聞けるため、各業者の特徴を詳細にチェックできます。

買取業者の口コミや実績を調べる際は、できる限り幅広いメディアを参考にして、メリットとデメリットの両方押さえておくのがおすすめです。

各士業との連携をしているか

弁護士や司法書士といった各士業との提携がある買取業者は安心感が高いと言えるでしょう。

事故物件の売却は通常の不動産売却に比べ、法律や税務に関する特別な知識・手続きが求められる傾向にあります。

特に、遺産相続や債務の整理などが発生する場合、専門家のサポートがなければ手続きを進めることは困難でしょう。

したがって、弁護士などへの相談サービスのある買取業者を優先的に選ぶのがおすすめです。

買取業者の中には、提携する士業事務所の情報を掲載しているところもあるため、参考にしてみるとよいでしょう。

千葉の事故物件買取価格

事故物件の買取価格の相場は、一般的に通常物件の1割〜5割引きと言われています。

事故の内容によっても変動し、具体的には以下のような設定となる傾向にあります。

このように、より精神的な抵抗を感じやすい事象のあった部屋ほど価格が低くなるのが特徴です。

しかし、元々の住宅としての価値や再活用の可能性が見込まれる場合、相場よりやや高く売れることもあります。

また、自社で特殊清掃やリフォームなどを行える買取業者であれば、これらの諸費用を抑えることで結果的に高価買取ができるケースも少なくありません。

買取業者を選ぶ際は、複数の業者から見積もりを取って比較検討するのがおすすめです。

買取相場の計算方法と価格を左右する要素

事故物件の買取相場は、以下の傾向をもとに大まかな計算が可能です。

たとえば、通常なら1,500万円の買取が見込まれる物件で自殺があった場合、計算式は以下のようになります。

1,500万円（通常での買取相場）×0.7～0.5（割引率）＝1,050～750万円（事故物件としての買取相場）

しかし、上記はあくまで一例です。実際は売却物件の様々な要素が買取価格に影響します。

たとえば、立地条件が優れている、または築年数が比較的新しいなど家は相場よりもやや高くなる可能性があります。

また、事故の発生場所が室内ではなく共用部や玄関などの場合も、部屋への影響が少ないため、下落を抑えやすくなるでしょう。

このように、事故物件の買取価格はケースバイケースで変動するものです。

正確な査定額が気になる場合は、複数の業者に相談してみるのがよいでしょう。

事故物件売却までの流れと必要な手続き

事故物件売却までの一般的な流れは以下の5ステップです。

各ステップごとに必要な手続きもあわせて解説するため、ぜひ参考にしてください。

STEP1.物件の査定依頼

はじめに、買取業者に事故物件の査定依頼を出します。

依頼方法は業者にもよりますが、電話かメールが一般的です。

一部の買取業者はLINEからの依頼を受け付けています。

初回問合せに電話やメールを利用するのに抵抗がある場合は、LINEに対応している業者を活用してもよいでしょう。

なお、問い合わせから返答までにかかる期間は即日〜1週間が目安です。

STEP2.物件の現地調査

査定依頼が受理されたら、現地調査の日程調整に移ります。

日程調整の段階から電話でのやり取りに切り替えるのが一般的です。

現地調査への立ち会いが難しい場合、事前に鍵を送付しておくことで調査を任せられることがあります。

売りたい事故物件が遠方にある場合、立ち会い不要の現地調査が可能か確認しておくようにしましょう。

STEP3.買取価格の提示

現地調査の結果を基に、買取価格が提示されます。

物件の状況によっては、特殊清掃や遺品整理、相続手続きなどが必要となる場合もあるでしょう。

このような諸手続きに関するサポートも買取価格の提示時に案内されます。

事故物件の売却に伴い、専門家のサポートを受けたいと考えている場合は、あわせてサポートも依頼するようにしましょう。

STEP4.売買契約の締結

査定内容に納得できれば、契約書類の作成に移ります。

契約締結に際しては様々な書類が必要となるため、事前に準備しておくとスムーズです。

一般的には、以下の書類を提出します。

必要書類は買取業者によって異なるため、必ず個別に確認しましょう。

提出書類が受理され、契約書も完成したら売買契約が締結されます。

STEP5.決済と引き渡し

買取業者から代金を受け取り、物件の引き渡しをもって売却完了です。

個人が顧客となる通常の不動産売却では「契約不適合責任」に基づき、売却後に物件の不具合が見つかった際は、損害賠償を求められる可能性があります。

しかし、買取業者への売却の場合は、売主側の契約不適合責任が適用されません。

したがって、その場で事故物件から解放されるのがメリットと言えるでしょう。

事故物件売却時の注意点

事故物件を売却する際は、以下の2点をチェックしましょう。

事故物件の売却は通常の不動産売却に比べて複雑な手続きや独自のルールが多いものです。

注意点を押さえて、思わぬトラブルを避けられるよう準備しておきましょう。

トラブルを避けるための確認事項

事故物件には「告知義務」が定められています。

告知義務とは、事故物件のように何らかの瑕疵を持つ物件を売却する際に、買主に対してその事実を伝える義務のことです。

告知事項を伝えずに売却し、後に買主が事実を知った場合、契約解除・損害賠償といったペナルティを課せられるおそれがあります。

このようなトラブルを避けるためにも、事故の詳細や発生時期、物件の状況といった情報は、正確に買取業者へ伝えるようにしましょう。

なお、告知義務の期間は現状定められていません。

事故発生からの経過時間にかかわらず、原則すべての事故物件で告知が必要な点に注意が必要です。

買取業者に相談する際の注意点

事故物件の売却を相談する際は、その業者が本当に「買取」をしているのか確認することが大切です。

不動産売却には一般的に「買取」と「仲介」の2種類があり、それぞれ売却金額や手数料が大きく異なります。

具体的な違いについては、以下の表をご覧ください。

「買取」は売却価格が低くなりやすいものの、コストを抑えてスピーディーに売却できる点が強みです。

事故物件は特に通常の不動産売却では値が付きにくいため、少しでも早く家を手放したい方にとっては頼れる売却手段と言えるでしょう。

一方で「仲介」は、買取よりも高い売却価格が期待できる反面、売却期間や手数料などのコストが負担になりやすい点がデメリットです。

一部には「買取」と謳っておきながら実は他の買取業者への仲介をしているだけの買取業者も存在します。

このような業者に当たってしまうと、本来「買取」で得られるべき恩恵が全く受けられません。

したがって、買取業者に相談する際は、その業者が自社買取を行っているかどうか事前に確認しておくようにしましょう。

なお、自社買取を行っている業者の見極め方として、一般的に以下が挙げられます。

上記の点を参考に、買取業者を選ぶのがおすすめです。

まとめ

千葉県で事故物件の売却を考えている場合、事故物件・訳あり物件専門の買取業者を頼るのも一つの手です。

「買取」は一般的な仲介での不動産売却に比べて売却価格は低くなりやすいものの、時間や手間をかけずに物件を売却できるメリットがあります。

事故物件は通常の物件よりも買取価格が下がりやすく、物件の状況によっては修繕費や特殊清掃費用などもかさみ、大きな負担になりやすいものです。

事故物件専門の買取業者であれば、部屋の清掃から遺品の整理までワンストップで行えるほか、相続手続きなどの相談もできます。

さらに売主の心情に寄り添ったサポートも期待できるため、事故発生から日が浅く、精神的に余裕を持ちづらい方にもおすすめです。

「千葉県にある事故物件をなるべく早く手放したい」

そのようなお悩みを抱えている場合、事故物件専門の買取業者の利用がおすすめと言えるでしょう。