「東京〜大阪を飛行機と新幹線どちらで行くのが良いかな?知りたい」
あなたは今、そうお考えではありませんか?
飛行機や新幹線と言っても種類は多いし、様々な割引制度もあって結局どれを使えばいいのか分からないですよね。
そこでこの記事では「東京から大阪まで最安値で行く方法」について解説しています。
さらに、
・飛行機を使った場合のメリット・デメリット
・新幹線を使った場合のメリット・デメリット
についても解説しているので、どの交通手段がベストなのかが分かります。
出張や旅行に最も良い手段を見つけるために、この記事がお役に立てば幸いです。
- ツアーで予約する
- 早割・割引運賃を使う
- 株主優待を使う
更に、今ならツアーを使うと全国旅行支援でホテル+航空券が1泊あたり最大5,000円引きになります。
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東京から大阪までの飛行機(ANA・JAL・LCC)と新幹線の費用比較
東京から大阪の移動で最も安い手段はLCCを使う場合で約4,000円から利用することができます。ただし、利用目的や条件によって最も良い手段は変わってくるのでプラン別の料金や特徴について解説していきます。
飛行機の費用は片道約4,000円〜25,000円
東京〜大阪間でANAやJALのような大手航空会社を利用する場合、通常は以下の運賃がかかります。
▼大手航空会社の通常料金
ANA | JAL | |
時間指定タイプ | 約12,500円 | 約11,000円 |
便の変更が可能なタイプ | 約25,000円 | 約26,000円 |
ただし、次の4つの方法によって通常よりも大幅に費用を抑えることができます。
- LCCを利用する
- ANAやJALの早割を利用する
- ビジネスきっぷを利用する
- ANAやJALの株主優待を利用する
- ホテルと航空券をセットで利用する
(1)【片道約4,000円〜】LCC格安航空
(2021年5月時点)
東京から大阪の便を運行している格安航空会社は「ジェットスター」「ピーチ」「スターフライヤー」の3つがあります。
これらLCCは、ANAやJALなどの大手航空会社と違い
・座席が窮屈
・シートのグレードが低い
・無料サービスが無い・少ない
という点で劣ってはいるものの、常に圧倒的な安さを誇っています。
例えば、2021年5月時点でジェットスターを利用した場合、成田空港から関西国際空港までを3,580円からで利用することができます。
・とにかく最安で移動したい人
・座席が狭くても問題ない人
(2)【片道7,200円〜】ANA・JAL(早割)
出発日からの日数 | 通常料金 (便の変更不可) |
ANA早割 (便の変更不可) |
JAL早割 (便の変更不可) |
〜75日 | 約11,000円〜 約12,500円 |
7,200円〜 | 7,700円〜 |
〜55日 | 7,800円〜 | ||
〜45日 | 7,800円〜 | 8,100円〜 | |
〜28日 | 8,700円〜 | ||
〜前日 | 9,900円〜 |
ANAやJALでは前もって便を予約しておくことで通常料金よりもかなり安く利用することができます。
ただし、早割を使う場合は便の変更等ができないことや、払い戻しは出発日の30日前までに行う必要があることに注意が必要です。
・LCCには抵抗があるけど費用を抑えて移動したい人
・ANA/JALを定期的に利用してマイルを貯めている人
※早割を利用する場合のマイルはANA・JALともに通常の75%になります
(3)【片道約17,650円〜】ANA・JAL(ビジネスきっぷ)
通常料金 (便の変更可) |
ANAビジネスきっぷ (便の変更可) |
JALビジネスきっぷ (便の変更可) |
約25,000円 | 約17,650円 | 約16,250円 |
ANAやJALではカード会員限定で「ビジネスきっぷ」いう割引制度があり、通常の約30%OFFで利用することができます。早割と違い、当日でも割引されることが特徴です。
ただし、対象となるのは一定期間内に同一路線を2回以上利用される方のみであることに注意が必要です。
・当日に飛行機を予約することになった人
・フレックスタイプ(便の変更可)で予約したい人
・ANA/JALを定期的に利用してマイルを貯めている人
※早割を利用する場合のマイルはANA・JALともに通常の75%になります
(4)【片道約12,500円〜】ANA・JAL(株主優待)
通常料金 (便の変更可) |
ビジネスきっぷ | ANA株主優待 (便の変更可) |
JAL株主優待 (便の変更可) |
約25,000円 | ANA17,650円 JAL16,250円 |
約12,500円 | 約12,500円 |
飛行機で株主優待を利用する方法はあまり知られていませんが、実は(3)ビジネスきっぷで紹介した方法と同じ、便変更可能なタイプの航空券を、更に5,000円程安く利用することができるのです。
株主優待はANAやJALの株主優待券を使うことで片道区間の料金を50%割引で利用できるサービスですが、なんと、株主優待券を持っていない方も金券ショップ等で株主優待券が2,000~3,000円程で販売されているため、フライト代と合わせても約14,500円で利用することができます。
>>株主優待券をネットで購入する
・予約時点で早割が適応されない人
・フレックスタイプ(便の変更可)で予約したい人
・ANA/JALを定期的に利用してマイルを貯めている人
※株主優待を利用する場合のマイルは通常の75%になります
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(5)【往復約10,000円〜】ホテルパック
出張先や旅行先でホテルも一緒に取る予定がある場合には、航空券とホテルがセットになったホテルパックを利用することで費用を抑えることができます。
LCCと組み合わせて利用した場合、「東京〜大阪の往復チケット」と「大阪での宿泊代」がセットで10,000円から利用することができます。また、ANAやJALではマイルに加えてポイントが貯まることも。
航空会社は、旅行代理店に航空券を販売してもらうことで、その代わりとして航空券を格安で提供しています。これによって、ホテル代と航空券を別々で購入した場合よりも大幅に節約することができます。
・ホテルと航空券をセットで予約したい人
・ホテルと航空券の予約を個別で取るのが面倒な人
新幹線の費用は片道約11,000円〜25,000円
普通車自由席 | 普通車指定席 | グリーン車 |
13,870円 | 14,720円 | 19,590円 |
新幹線を利用して東京から大阪を利用する場合は上記の料金となっていますが、次に紹介する5つの方法を使えば通常よりも安い方法で利用することができます。
- EX早特21を利用する
- 学割を利用する
- 金券ショップでチケットを購入する
- ぷらっとこだまを利用する
- ホテルパックを利用する
(1)【片道11,200円〜】EX早特21
通常料金(普通車指定席) | EX早特21 |
14,720円 | 11,200円 |
新幹線の切符を駅で購入するのではなく、あらかじめスマートEXを使って予約しておくことで割引運賃で新幹線を利用することができる「EX早特21」と呼ばれる制度です。
スマートEXとは年会費無料で始められるネット予約サービスのことです。21日以上前に予約することで、「のぞみ」の普通車指定席が11,200円と、通常の3,520円引きで利用することができます。
ただし、乗車駅を朝6:00~6:59、昼11:00~15:59に出発するものに限ること、席数に限りがあることに注意する必要があります。
・新幹線を利用して安く利用したい人
・EX早特21の対象時間に予定を合わせられる人
(2)【片道12,088円〜】学割
通常料金 | 学割 | |
普通車自由席 | 13,870円 | 12,088円 |
普通車指定席 | 14,720円 | 14,548円 |
グリーン車 | 19,590円 | 17,808円 |
新幹線を片道が101km以上の区間で利用する場合、「学生割引乗車券」と呼ばれる、運賃が2割引になる制度を利用することができます。中学生以上の専門学校や大学生であれば誰でも利用可能です。
ただし、新幹線の料金が2割引になるわけではないことに注意が必要です。というのも、新幹線の料金は「乗車券」と「特急券」の2種類に分けれており、このうち「乗車券」のみ学割が適応されるからです。
学割を使うには「学校学生生徒旅客運賃割引証」と呼ばれる学割証を所属する学校から発行してもらう必要があります。学割証を持ってJRの駅窓口に行けば簡単にチケットを購入することができます。スマートEXや自動券売機では購入することができないので注意が必要です。
・EX早特21を利用できない人
・出発までに学割証の発行が可能な学生
(3)【片道約12,500円〜】金券ショップ
通常料金(普通車指定席) | 金券ショップ |
14,720円 | 約12,500円〜 |
EX早特21や学割が使えない場合は金券ショップで新幹線の回数券を買うことで、通常よりも安い金額で新幹線を利用することができます。
指定席であれば平均して12,500円程度で販売されているので、通常価格よりも2,000円程お得に利用することができます。
駅の近くには金券ショップがあることがほとんどですので、当日に少しでも安く新幹線を利用したい場合には金券ショップで購入することをおすすめします。
・EX早特21を利用できない人
・学割が適用されない人
・出発当日に利用する人
(4)【片道10,700円〜】ぷらっとこだま
JR東海ツアーズが販売している「ぷらっとこだま」は名前の通り「こだま」限定で
・通常期自由席 10,700円
・通常期指定席 12,200円
・繁忙期自由席 12,300円
・繁忙期指定席 13,800円
で利用することができます。
ただし、乗り遅れた場合の列車変更や途中降車などはできないことに注意が必要です。
・移動時間に余裕がある人
・乗車時間が長くなっても安く新幹線を利用したい人
(5)【往復約25,000円〜】ホテルパック
出張や旅行で新幹線だけでなくホテルも予約する予定の方は、新幹線とホテルをセットで予約することで、それぞれを別々にとった場合よりも安く利用することができます。
料金は宿泊するホテルや時期によって異なりますが、通常の新幹線の往復代とほぼ同じ値段でホテルパックを利用できるケースも少なくありません。
ただし、EX早特21を利用した場合の方が値段を抑えられるケース等もありますので、他の割引手段と比較しながら検討すると良いでしょう。
・移動先でホテルを利用する人
・乗車券とホテルを別々で予約するのが面倒な人
東京から大阪までの飛行機と新幹線の時間比較
飛行機 | 新幹線(のぞみ) | 新幹線(こだま) | |
乗車時間 | 1h15min | 2h30min | 4h |
手続きにかかる時間 | 20min~ | 0min | 0min |
空港・駅までの時間 | +α | +α | +α |
合計 | 2h+α | 2.5h+α | 4h+α |
東京から大阪まで移動するのにかかる時間は飛行機が約1.5h、新幹線が約2.5hと飛行機の方が1時間程早く着きます。
ただし、飛行機は受付のために出発時間よりも前もって着いておかなければならない点や、空港から都心までのアクセスが良くないです。このため、移動にかかる時間をトータルで考えると飛行機と新幹線で差はあまりないと考えられます。
したがって、飛行機で移動するのか新幹線で移動するのかは、費用やそれぞれのメリット・デメリットを理解した上で選ぶと良いでしょう。
飛行機のメリット・デメリット
飛行機のメリット
メリット1.安く利用できる
飛行機は新幹線に比べて割引が大きく、制度を活用することで新幹線よりも安く利用することができます。
特にLCCでは4,000円程度で、ANA・JALは7,000円程度で利用できるため、新幹線よりも約5,000円〜8,000円抑えることができます。
メリット2.乗車時間が短い
飛行機は乗車時間が1時間半と、新幹線よりも1時間以上早く大阪に到着することができます。
なるべく乗車時間を短くしたい方にはおすすめです。
メリット3.マイルが貯まる
飛行機を利用することで、乗車運賃に応じた「マイル」が貯まります。
貯めたマイルは別のフライトや旅行、ショッピング等で使うことができるので、定期的に長距離移動をする方には飛行機がおすすめです。
飛行機のデメリット
デメリット1.空港までのアクセスが悪い
空港は都心部から少し離れた位置にあるため、空港までや空港から目的地までのアクセスが良くないことが多いです。
このため、乗車以外にも時間や手間がかかってしまいます。
デメリット2.手続きに時間がかかる
飛行機は乗る前に搭乗手続きを済ませ、機内に持ち込まない荷物を手荷物カウンターに預けます。また、機内に持ち込むものは保安検査場でX線検査や金属検査を受けるなどの手続きが必要になります。
このため、余裕を持って乗車するには出発時刻の1時間前には空港に到着していることが望ましいです。
デメリット3.台風などの影響を受けやすい
飛行機は新幹線に比べて欠航となることが多く、欠航率は1%程度です。
順位 | 航空会社名 | 欠航率 |
---|---|---|
1位 | ジェットスター・ジャパン | 2.59% |
2位 | 日本航空 | 1.29% |
3位 | 日本トランスオーシャン航空 | 1.26% |
4位 | ソラシドエア | 1.23% |
5位 | エアアジア・ジャパン | 1.17% |
6位 | 全日空 | 1.09% |
7位 | ピーチ | 1.03% |
8位 | 春秋航空日本 | 1.01% |
9位 | スターフライヤー | 1.00% |
9位 | エアドゥ | 1.00% |
10位 | スカイマーク | 0.83% |
データ元国土交通省(2019年度、国内線)
欠航になった場合は返金またはフライトの振り替えが行われます。
新幹線のメリット・デメリット
新幹線のメリット
メリット1.目的地まで早く着く
新幹線は駅が都心部にあることから、アクセスが良いケースが多く目的地まで早く到着することができます。
ただし、乗車時間は飛行機の方が短いため、出発地や目的地に依存します。
メリット2.チケットを購入しやすい
新幹線は当日でもチケットを簡単に取れるため、気軽に利用しやすいです。
出発日近くまで予定を立てれない場合には新幹線の方が都合が良いです。
メリット3.未就学児は無料で利用できる
飛行機は3歳以上の子供であれば大人の半額の料金が適応されますが、新幹線は6歳までの幼児なら無料となります。
小さいお子さんを連れられる場合は新幹線の方が安く利用できます。
新幹線のデメリット
デメリット1.費用が高い
新幹線にも割引制度はあるものの、飛行機に比べると高くなります。少しでも安く利用したい場合は飛行機の割引制度を駆使すると良いでしょう。
デメリット2.乗車時間が長い
新幹線は「のぞみ」で2.5時間、「こだま」で4時間の乗車時間があります。乗車時間以外のことに時間を有効活用したい人にとっては新幹線よりも飛行機の方が良いでしょう。
飛行機・新幹線以外で東京から大阪を移動する方法
飛行機・新幹線以外に東京〜大阪間を移動する方法を紹介します。
高速バス
高速バスを使えばLCCよりも安く移動することができ、およそ3,000円が相場です。
高速バスには2種類あり、
・8時頃〜18時頃
・23時頃〜翌朝7時頃
の昼行便と夜行便に分かれます。
メリット | 費用が格安(3,000円) |
デメリット | 移動に長時間かかる(9時間~10時間) 窮屈な姿勢でいる必要がある |
在来線
高速バスと同様に長時間かかるものの、東京から大阪間は在来線を使って1日で行くことが可能です。青春18切符等を使えば片道2,400円からで移動することができます。
メリット | 費用が格安(2,400円〜) |
デメリット | 移動に長時間かかる(10時間) 乗り換えが大変(5回〜) |
東京から大阪 飛行機or新幹線 まとめ
今回は東京から大阪までの飛行機で行くのが良いのか、新幹線で行くのが良いのかについて解説しました。
■東京から大阪までの飛行機と新幹線の費用比較
・LCCは4,000円〜
・ANA・JALは7,200円〜(早割・株主優待権など)
・新幹線は11,000円〜(早割・金券ショップなど)
■東京から大阪までの飛行機と新幹線の時間比較
・飛行機の乗車時間は1時間半
・新幹線の移動時間は2時間半〜4時間
・空港までの移動時間や手続きの時間を考えるとあまり差はない
■飛行機のメリット・デメリット
■新幹線のメリット・デメリット
■飛行機・新幹線以外で東京から大阪を移動する方法
・高速バス
メリット | 費用が格安(3,000円) |
デメリット | 移動に長時間かかる(9時間~10時間) 窮屈な姿勢でいる必要がある |
・在来線
メリット | 費用が格安(3,000円) |
デメリット | 移動に長時間かかる(9時間~10時間) 窮屈な姿勢でいる必要がある |
自分に合った割引制度を見つけて最安値で東京〜大阪間を利用するために、この記事がお役に立てば幸いです。
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