出張で飛行機を利用する時、機内にコンセントがあるか気になった事がある人も少なくないのではないでしょうか。
各航空会社は機内でコンセントが利用できるようになっています。
自身で持ち込んだ電化製品のコンセントを利用してパソコンやスマートフォーンの充電をする事もできます。
今回は航空会社別にコンセント事情を紹介します。
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飛行機ではフライト中にコンセントを利用する事が可能
飛行機では離陸・着陸時を除き、上空飛行中に充電できます。
各航空会社は座席の下もしくは横にコンセントやUSB充電器が備え付けられています。
備え付けられているのはACコンセントとUSB電源です。
ACコンセントは日本の家電製品で利用可能なコンセントです。
機内でPCを利用・充電する時はこのACコンセントを利用します。
スマートフォーンはUSB電源を利用すれば充電することが可能です。
【国内線】飛行機にコンセントのある航空会社
航空会社によってコンセントの備えつけ事情は変わってきます。
各航空会社別に詳しく解説していきます。
JAL
JALはA350、B787型機にはコンセント・USB電源が設置されています。
ファーストクラス・クラスJ・普通席全てで利用可能です。
E90型機にはコンセントのみ備え付けがあります。
クラスJ・普通席共に利用可能です。
B737、B767型ではUSB電源のみ備え付けがあります。
2021年度末までに全ての機体でUSB電源は設置完了予定で、ファーストクラスから順に設置しています。
現在は設置完了した一部機体のみUSB電源の利用が可能です。
コンセントが設置されていないフライトを利用する場合は、事前にロビーやラウンジで充電しておくと安心です。
USB電源がない機体に当たる可能性もあるので、充電が心配な人はモバイルバッテリーを持参すると良いでしょう。
ANA
ANAのプレミアムクラスではB737-500型機以外全ての機体でコンセント・USB電源が設置されています。
普通席ではB777-200、B767-300、B737-500型機にはコンセント・USB電源の備え付けがあります。
備え付けられていない機体に搭乗予定の場合は、ラウンジやロビーのコンセントを利用すると機内でも充電の心配なくパソコンを使う事ができます。
スターフライヤー
スターフライヤーでは全ての機体でコンセント・USB電源の利用が可能です。
全ての機体で設置されているので、充電に心配なく利用することができます。
スカイマーク
スカイマークでは8割近い機体でコンセントの利用が可能です。
しかしスカイマーク設立初期に導入された機体にはコンセントがついていません。
USB電源はまだ全ての機体に設置されておらず、全体の1割のみ設置されています。
国内線同様、国際線もどの機体が対象なのかが発表されていないので、当日機内に乗るまで設置されているかどうかはわかりません。
コンセントが付いていない可能性もあるので、電化製品はロビーやラウンジで充電しておくのがおすすめです。
またモバイルバッテリーを持参しておくとスマートフォーンの充電も心配する必要がありません。
多くのLCC(ピーチやジェットスター等)にはコンセントがない!
航空会社によってはコンセントが装備されていない航空会社もあります。
その多くはLCCである事が特徴的です。
ピーチ
ピーチでは国内線・国際線共にコンセント・USB電源の利用はできません。
エアアジア
エアアジアではA330型機のフライトのビジネスクラス(プレミアムフラットベッド)に加え、クワイエットゾーン・ホットシートのみコンセントの利用ができます。
スタンダードシートにはUSB電源が備え付けられています。
ジェットスター
ジェットスターではオーストラリアー日本間のフライトのみコンセント・USB電源の利用が可能です。
それ以外の路線は国内線・国際線共にコンセント・USB電源の利用はできません。
AIR DO
AIR DOではコンセントの利用はできません。
USB電源は3割の機体に設置されており利用可能です。
ソラシドエア―
ソラシドエアーでは国内線・国際線共にコンセントの利用はできません。
USB電源は一部機体のみ利用可能です。
飛行機で充電する方法
飛行機でPCやスマートフォーンなどの電子機器を充電する方法は2種類あります。
ACコンセント
機内に設置されているコンセントを使い電子機器を充電します。
アダプタは海外のアダプタにも対応できる作りになっていることが多いです。
日系エアラインの場合、日本の電子機器は問題なく使う事ができます。
ACコンセントは使える電力が航空会社ごとに発表されています。
安全上使用前に使用する電子機器の電力を確認するように推奨されています。
また使用できるのは離陸後から着陸態勢に入るまでとされています。
機内に乗るまではラウンジや搭乗ロビーに設置してあるコンセントを使うことができるので、機内に乗る前に充電しておくことが可能です。
USB電源
USB電源に自前の充電コードを差し込み接続させると充電が始まります。
スマートフォーンやデジタルカメラを充電させる時に使うことができます。
USB電源を使用して万が一データを損失してしまった場合、航空会社は保証してくれません。
その為各航空会社は予めデータをバックアップさせておくことを推奨しています。
コンセントと同じくUSB電源が使用できるのは離陸後から着陸態勢に入るまでです。
搭乗前に充電が少なくなってきている際には、搭乗ロビーにあるコンセントを利用すれば充電することができます。
飛行機内にモバイルバッテリーの持ち込み可能!
飛行機内にモバイルバッテリーを持参する事は可能です。
モバイルバッテリーには発煙・爆発の可能性があるリチウムが含まれています。
火災事故防止の為にいくつかの条件が設けられています。
乾電池、ニッケル水素電池、ニッカド電池、リチウムを含まない物は制限なしで持ち込めます。
リチウム電池、リチウムイオン電池は持ち込み制限があります。
リチウム電池の中でも、リチウム含有量が2g以下の物は個数制限なく持ち込めます。
リチウム含有量が2g以上の物は持ち込みも預け荷物も不可となっています。
またモバイルバッテリーに含まれているリチウムイオン電池も制限の対象です。
ワット時定格量が100Wh以下の場合は個数制限がありません。
ワット時定格量が160Wh以下の場合は2個まで持ち込むことが可能です。
このルールは国内線・国際線共に適用されています。
モバイルバッテリーを持ち込むには手持ちのバッテリーにリチウムが含まれているか確認する必要があります。
モバイルバッテリーの中には飛行機持ち込み可能と書かれている物も販売されています。
自分でワット数を計算しにくいと感じている人は持ち込み対応している物を購入すると便利です。
まとめ
各航空会社では機内サービスの一環でコンセントやUSB電源を設置している飛行機があります。
各航空会社によって設置の仕方は異なります。
特にロングフライトの国内線や国際線では設置してある確率が高まります。
LCCには設置していない航空会社が多いです。
またモバイルバッテリーの持ち込みも可能ですが、条件がある為事前確認が必要です。
この記事を参考に機内で快適な空の旅をお楽しみください。
\飛行機代が半額に!/