飛行機の当日キャンセル料を半額に！ANA/JALの詳細や返金について解説します！

「飛行機の当日キャンセルはどのくらい料金がかかるのかな？」

突然外せない用事が入って飛行機に乗れなくなった時にキャンセル料がいくらかかるのか知りたいですよね。

そこで本記事では飛行機のキャンセル料について詳しく解説します。

さらに、飛行機のキャンセル料はいつから発生するのかや、飛行機のキャンセル料が無料になるケースについても紹介するので安心して飛行機をキャンセルできます。

５分で読める内容となっておりますので是非御一読ください。

• 飛行機のキャンセル料は航空券の支払い後から発生する！
  
• 当日キャンセルは飛行機の出発時刻前ならほぼ半額の支払いで済む！
  
• LCCの場合キャンセルは全額負担になることが多い！
  

飛行機のキャンセル料は航空券の支払い後から発生する！

飛行機のキャンセル料が発生するタイミングは、「航空券購入後」です。

航空券購入後、いつキャンセル料が発生するか、またどれくらいキャンセル料が発生するかは、航空会社によって異なります。

キャンセル料という名目で発生する手数料は主に2種類あります。

それは「払戻手数料」と「取消手数料」です。

• 払戻手数料
  払戻手数料は、購入済みの航空券の代金を返金してもらうために必要な事務手数料です。

この額は各航空会社の規定によって異なります。

• 取消手数料
  取消手数料は、航空券の取消に関して発生する手数料で、支払った額の何割かを徴収されます。取消手数料の額も、航空券の種別や各航空会社の規定によって異なります。

この2つを組み合わせてキャンセル料と呼ばれています。

キャンセルをすること自体は出発日前日・搭乗日当日の出発時刻前・出発時刻後いつでも可能ですが、早めにキャンセルをすることで「取消手数料」がかからずに済むようになったりします。

航空券の支払い前

航空券が仮に予約済みであっても航空券の支払い前は確定していないため、特にキャンセル料は不要です。

ですが、チケットの種類によっては購入前であろうと払戻手数料がかかることがありますので、予約をする際には各航空会社のサイトをよく読んでおきましょう。

※JALの払い戻しについて

※ANAの払い戻しについて

航空券の支払い後～出発前日

航空券の購入後、大体搭乗日まで55日の余裕があればキャンセル料がかかりません。

また、搭乗日までに期間があればあるほどキャンセル料が安いです。

定価で航空券を購入した場合、JALとANAは出発前なら取消手数料がかからないのでキャンセル料は払戻手数料の430円のみです。

しかし普通運賃より安い航空券の場合は、出発までの日数によって払戻手数料に加えて取消手数料が発生します。

出発日

出発当日にキャンセルする場合、キャンセル料が高額になると思われがちですが、実は違います。

航空券に関しては「出発日」ではなく「出発時刻」が基準なので、当日であっても出発時刻前であればキャンセル料は前日までと同じです。

出発時刻後（出発時刻後のキャンセルは何日後まで認められているのか触れる）

JALやANAのような大手の航空会社は出発時刻後のキャンセルでも返金は可能です。

ただし、出発時刻前までは取消手数料が不要であった普通運賃でも、取消手数料は発生するようになり払戻手数料を差し引いた金額の返金となります。

出発時刻後のキャンセルは、出発時刻以前のキャンセルよりも更に金額が上がってしまいますので、できる限り出発時刻前にキャンセルの手続きを済ませておきましょう。

また、出発時刻後のキャンセルでも返金は可能ですが、出発時刻後のキャンセルができる日数は航空会社によって定められています。

JALなら普通運賃の航空券なら30日。SUPER VALUEなどの安価な航空券なら10日という風に定められています。

忘れないうちに、早めのキャンセルを心がけましょう。

飛行機の返金額｜LCCは全額負担になることが多い

それでは具体的に飛行機のキャンセル料を航空会社ごとに紹介します。

ANA | 一部の運賃はキャンセル料が20%

ANAでは搭乗日とキャンセル料の金額を以下のように示しています。

取消手数料:440円

ANAの場合は、出発時刻後のキャンセル料は運賃の100%となってしまいます。

ですが、

• プレミアム運賃
• プレミアム障がい者割引運賃
• プレミアム株主優待割引運賃
• プレミアムビジネスきっぷ
• ANA FLEX
• ビジネスきっぷ
• 障がい者割引運賃
• 株主優待割引運賃
• アイきっぷ
• 介護割引
• プレミアム小児運賃
• プレミアム小児株主優待割引運賃
• 小児運賃
• 小児株主優待割引運賃

の場合、キャンセル料は運賃の20%となっています。

ANAを利用している場合は、航空券の種類を確認しましょう。

また、運賃の差により出発時刻後のキャンセル可能な日数が異なります。

JAL | 元の料金が高いほどキャンセル料は高額

JALでは搭乗日とキャンセル料の金額を以下のように示しています。

取消手数料:440円

JALの場合は、利用する航空券の種類によって金額が細かく変動します。

普通運賃ではキャンセル料は安めですが、特便などといった格安の航空券では出発時刻後の運賃額は90%がかかるなど、航空券の料金が安いものほどキャンセル料が高額になる傾向が強く見られています。

JAL払い戻しの有効期間は、航空券購入以降から、航空券の有効期限満了日の30日以内です。

FDA

FDAの場合、払戻手数料はかかりません。

その代わり、取消手数料がかかり、搭乗までの日数で金額が変わっていきます。

取消手数料

大手2社と違い、航空券ごとの違いや細かな規定が無く、シンプルな料金体系なので理解しやすいのが特徴です。

LCC

LCCは他の航空会社よりもチケット料金が安価で、大手航空会社よりもサービスを削っている傾向にあり、基本的にキャンセルができません。

ただし、通常よりも割高な運賃タイプを選ぶと、一定の手数料を支払うことでキャンセルが可能な航空会社もあります。

ピーチ

LCCの代表格「ピーチ」は、払い戻しを希望する場合、出発予定時刻の1時間前までに手続きを行う必要があります。

一番安価な「シンプルピーチ」では原則キャンセルができません。

また、払い戻しは可能ですが、「ピーチポイント」での返金になります。

現金出の返金は対応していないので注意が必要です。

ジェットスター

払い戻し料金は国内線で3,100円(国際線で4,150円)と高額なのが特徴。

こちらも、安価な「Starter」と「Starter Plus」ではキャンセルが不可能です。

スカイマーク

スカイマークはLCCの中では比較的大手航空会社に似ており、航空券ごとに金額が決まっています。

ですが、出発時刻以降になってしまうと、払い戻しがほぼ不可となっています。

取消手数料:500円

ソラシドエア

ソラシドエアもLCCの中では比較的大手航空会社に似ており、航空券ごとに金額が決まっています。

また、行先によって金額が細かく決まっており、出発時刻以降になってしまうと払戻手数料は高額に設定されています。

取消手数料:440円

スターフライヤー

スターフライヤーも航空券ごとに金額が決まっています。行先によって金額が細かく決まっており、出発時刻以降になってしまうと払戻手数料は高額に設定されています。

また、キャンセルの日数が幅が広く、細かくキャンセル料も設定されています。

飛行機のキャンセル料が無料になる２つのケース

突然ケガや病気になった場合

特例として病気やケガなどで休んでしまった場合、医師による診断書が必要になりますが、キャンセル料がかかりません。

キャンセル料なしでの返金のほかにも、一定期間内の振替も可能です。

身内が亡くなった場合

払戻金の一部もしくは全額を免除出来る場合があります。

身内が無くなってしまった場合のキャンセルは、死亡診断書の提出を求められる場合があります。

死亡診断書とは病院から発行されるもので、市区町村の役場に提出する死亡届と一緒に提出する書類です。

葬儀や火葬を初めとするさまざまな手続きを進めるために必要なので、航空会社に提出するのはコピーでOK。

病気や怪我の場合と同様、キャンセル料なしでの返金や、一定期間内の振替が受けられます。

株主優待券を使えばフライト当日でも50％OFFで飛行機に乗れる！

急に飛行機で移動しなければならない用事が入った時、株主優待券を使えばフライト当日でも50％OFFで移動できます。

株主優待券とはANA・JALの株主に送られる航空券の割引チケットです。

金券ショップでよく販売されているので株主でなくとも購入することができます。

金券ショップは各地方の大きな駅の近く（徒歩５分以内）やインターネットで利用できます。現在、幅広い層の方に密かに人気が出ている裏ワザなので是非お試しください。

＼最短1日で使用可能！／

まとめ

いかがだったでしょうか。

本記事では飛行機のキャンセル料について解説しました。

• 飛行機のキャンセル料は航空券の支払い後から発生する！
• 当日キャンセルは飛行機の出発時刻前ならほぼ半額の支払いで済む
• LCCの場合キャンセルは全額負担になることが多い！
• 飛行機のキャンセル料が無料になるケース
  「突然ケガや病気になった場合」「身内が亡くなった場合」